秩父郡M邸
国産材と漆喰を見事に調和させた古民家再生
築100年にもなる古民家、老朽化や構造などに不安をお持ちでした。 思い入れのある住まいだからこそ、ご両親の思い出を残したままリフォームしたいとのお話を伺い、既存の構造を活かしたリフォームを行いました。
玄関
リビングから土間へと続く。 黒く逞しい梁と柱が支える古民家、その暮らしにあうよう造られた無垢材の引き戸は当社熟練職人の手によるもの。
キッチン/台所
同じ平面にありながら、リビングとは段差があるかのようなダイニングキッチン。
リビングのテーブルに座るとキッチンの様子は見えません。古くからの由緒あるお宅、多いであろう急な来客にもしっかり対応できます。
リビング
目線を低くしたリビング。既存の構造を活かしながら適所に補強を加え、吹き抜けの大空間を実現。広く高い天井が素晴らしい開放感をもたらします。
和室
既存の梁と漆喰壁の白、い草の緑が見事にマッチしたモダンな和の空間です。
国産のい草を使用した畳は踏み心地が優しく、やわらかいのが特徴です。
外壁
白い壁面を基調とし、戸袋・下見板・玄関に国産の無垢材を使用しています。
その他
大部分が吹き抜けになった2階にある読書スペース。
窓の外の緑を楽しみながら読書にふける…なんて贅沢な空間でしょう!
もちろん、造り付けの書棚・机もすべて天然素材です。
その他
以前は納屋として使用していた2階部分。
歴史を刻んだ梁を丁寧に補強することで残し、吹き抜けにしています。
木の家の逞しさ、強さを感じる空間です。
【お客さまの声】
国産材を自社で一貫生産していたり、腕のいい職人さんが施工するなど家づくりに取り組む姿勢に、“面白いプランができそう”と思いました。素材の持ち味を活かしたデザインと住み心地に納得です。
家屋形態:戸建住宅
築年数:30年以上
工期:3ヶ月以上
構造:木造
施工地:埼玉県 秩父郡皆野町
家族構成:ご夫婦 お母様